アジングで定番のジグヘッドといえばTICT(ティクト)の「アジスタ」。
シンプルなジグヘッド形状でありながら、初心者でも操作性抜群で多くのアングラーから絶大な支持を受けています。

私も普段から愛用していますが、ある日ルアーケースを開けてみると…
「あれ?錆びてる!?」

先日の釣行後、水洗いもせずにルアーケースに入れっぱなしにしていたことが原因でしょう。
ルアーケースの中にはアジスタ以外のジグヘッドもありますが、錆びているのはアジスタだけです。
個人的な体感ですが、アジスタは特に錆びやすいような気がします。
本当にそうなのか検証してみることにしました。

結論から言うと、アジスタが特別錆びやすいわけではありませんでした。
今回、4つのメーカーのアジング用ジグヘッドで検証しましたが、防錆コーティングが剥げると簡単に錆びてしまうことが分かりました。
アジング用ジグヘッド全般に言えることですが、
- フックが細い
- フックポイントが鋭い
- 刺さり重視
という特徴があるため、防錆性能よりもフッキング性能が優先されている印象です。

私の場合はアジスタだけが錆びていたので「アジスタって錆びやすいのか?」と思いましたが、単純に使用頻度が一番高かっただけかもしれません。
今回の検証結果では がまかつ 宵姫 が錆びには一番強かったです。
検証方法については下記の通りですので、時間があれば読んでみて下さい。

検証(1回目)

代表的なアジングのジグヘッド、ティクト アジスタ、がまかつ 宵姫 AJカスタム、ダイワ 月下美人ジグヘッドSS、オーナー アジ弾丸の4種類を比較してみることにします。
海水と同じ濃度の塩水を作り、それぞれのジグヘッドを入れて錆びやすさを比較してみます。


因みにジグヘッド1本あたりの価格差はほとんどありません。
※全て1.0gのジグヘッドで比較
| メーカー | 定価(円) | 入数(本) | 1本当たり(円) | |
|---|---|---|---|---|
| アジスタ | ティクト | 440円 | 5本 | 88円 |
| 宵姫AJカスタム | がまかつ | 360円 | 4本 | 90円 |
| 月下美人ジグヘッドSS | ダイワ | 350円 | 4本 | 87.5円 |
| アジ弾丸 | オーナー | 450円 | 5本 | 90円 |
1日後・・

全く変化がありません。
一抹の不安が頭をよぎります。
もしかすると海水の中へ入れっぱなしでは錆びない(酸化しない)のでは・・。
ChatGPTに聞いてみます。
- 水の中に入れっぱなしの金属は錆びる?
-
はい、水の中に入れっぱなしの金属でも基本的に錆びます。
金属 + 水 + 酸素が揃うことでサビが発生します。
完全に水没している場合より、濡れたり乾いたりを繰り返す方が金属は錆びやすいです。
これは空気中の酸素が豊富に供給されるためです。
サビは酸素がある方が進みやすいため、「濡れる→酸素に触れる」を繰り返した方が錆びるのです。
それでも水にも酸素が溶け込んでいるため、時間が経てば酸化して錆びます。
要するに海水へ入れっぱなしでも錆びるようです。
40代会社員検証を継続します。

3日後・・
ん?

サビではありませんが、アジスタのジグヘッドに変化があります。
鉛部分にカビみたいな物が出来ています。何でしょうね。

ちなみに使用していたアジスタはルアーケースに入れっぱなしの状態で約3日で錆びてしまいました。


実際に使用する環境では、ジグヘッドが障害物等にぶつかったりしてコーティングが剥げたり、湿気のあるルアーケース等へ入れっぱなしにしてしまうので錆びやすいと推測します。
良く見ると、オーナー アジ弾丸にサビのような形跡が見られます。

6日後・・
オーナー アジ弾丸は錆びてますね。

フック先端だけでなく、周囲の塩水まで茶色く変色しています。

それにダイワ 月下美人ジグヘッドSSのフック先端も錆びているように見えます。

10日後・・

10日間、塩水に浸し続けた結果、アジスタはアイが錆びましたがフックは錆びていません。
月下美人とアジ弾丸のフック先端が錆びてしまいました。
宵姫は強いですね。全く変化がありません。
さすががまかつ。

今回の検証結果でアジ弾丸の錆び方を見て、私の中で仮説があります。
下記写真赤丸のところを見て下さい。
検証で錆びたポイントです。

輸送時またはパッケージからジグヘッドを外す時にクッション材に擦れて、防錆コーティングが剥げてしまい錆びやすくなってしまったのではないか、と推測します。
アジスタが錆びたアイもこの位置です。

隣のジグヘッドのフックに擦れて防錆コーティングが剥がれてしまったのではないのでしょうか。
疑問を晴らすべくもう1回検証してみることにします。

検証(2回目)

1回目の検証ではあまり意識していなかったのですが、今回は余計な負荷が掛からないよう丁寧にジグヘッドをパッケージから外します。
アジスタもアイが他のジグヘッドに触れていない一番左のジグヘッドを使用します。

そして今回の検証ではフック先端をフックシャープナーで1往復研いで、防錆コーティングを劣化させた状態で検証することにします。



1日後・・

えっ!?もう錆びてる!!
アジスタと月下美人が錆びています。
1回目の検証ではアジスタのフックは10日経っても錆びなかったのに、シャープナーで研いだらわずか1日で錆びてしまいました。
40代会社員まさかここまで違うとは思いませんでした!
2日後・・
アジスタと月下美人のサビが進行しています。

予想に反してアジスタのアイも錆び始めています。

それに、よく見るとアジ弾丸のフック先端も錆び始めています。

7日後・・

アジスタ、月下美人はサビが酷いですね。
アジ弾丸も少しサビが進行しています。
10日後・・
7日後からあまり変化がありませんので、これで検証を終了したいと思います。

アジスタ、月下美人はサビサビで、アジ弾丸も少しサビが出てます。



それにしても宵姫は強い。
2回目の検証でも全くサビが出ませんでした。

最後に

アジングはただでさえショートバイトが多く、アタるけど乗らない悶絶バイトの多い釣りです。
フックポイント付近にサビが出ると刺さりが悪くなるかもしれません。

せっかく掛けたアジをバラしたくありませんので、私はサビが出たらフックシャープナーで研いでしまいます。
2回目の検証結果の通り、更に錆びやすくなってしまいますけどね・・。

今回の検証では、アジスタだけが特別錆びやすいという結果にはなりませんでした。
宵姫以外、どのジグヘッドも防錆コーティングが傷付けば一気に錆びやすくなることが分かりました。

アジング用ジグヘッドはどれも刺さりを重視した繊細なフックなので、サビとは上手く付き合っていく必要があります。
釣行後に軽く真水で洗って乾燥させるだけでもサビはかなり防げます。
ほんの数十秒の手間ですが、お気に入りのジグヘッドを長持ちさせる一番簡単な方法です。
とはいえ、気付けばまた錆びたジグヘッドをフックシャープナーで研いでいるんですよね。
そして針を研ぎ始めると、無性にアジングへ行きたくなります。
40代会社員明日は定時ダッシュできるかな・・。
では。















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