どの位の長さまで積める？純正ロッドホルダー【ジムニーJB64】【おすすめ】

私の一番高価な釣り道具、新型ジムニーJB64。

釣り仕様車にするため、納車後すぐSUZUKI純正ロッドホルダーを注文しました。

5本積み、7本積みの社外品があるなかで、3本しか積めないSUZUKI純正ロッドホルダーを購入した理由は、持っていくロッドはいつも2本、多くても3本なので充分だったことと、やはり純正品が良かったからです。

それに5本積み、7本積みの製品だと、運転する時、頭の付近にロッドホルダーがあるのは煩わしそうで嫌だと思ったからです。

3本積みなら頭に干渉しません。ロッドが視界には入りますが。5本積み、7本積みはもっと邪魔でしょう。

釣りに行く時だけなら我慢もしますが、私もサラリーマン、さすがに通勤で乗っている時間の方が長いですからね。

SUZUKIのジムニーJB64アクセサリーカタログに純正ロッドホルダーについて以下の記載があります。

• サイズ（目安）ロッド1500mm以内、グリップ径22～32mm、積載重量：2,000g
• ※※ロッドの形状により取付できない場合があります。

目安と書かれていますが、このロッドホルダーを購入する時、私が使用しているロッドは搭載できるのか心配でした。

私の所持している下記の釣具を搭載できるか試してみましょう。

用途	品番	ピース	1ピースの長さ
バスロッド　スピニング	ゾディアス264L-2	2ピース	100cm
バスロッド　ベイト	ゾディアス166M-2	2ピース	102cm
シーバスロッド	ラテオ96ML	2ピース	149cm
ショアジギングロッド	コルトスナイパーBB S1000MH	2ピース	157cm
エギングロッド	エメラルダスX86M	2ピース	134cm
オフショアキャスティングロッド	クロステージCRC-76ML	1ピース （グリップ着脱式）	183cm
オフショアジギングロッド	クロステージCRJ-S60/4	1ピース	185cm
タイラバロッド	ソルパラSPJ-B66ML/TR	1ピース （グリップ着脱式）	150cm
投げ竿	スーパースピンジョイ425EX-T	伸縮	125cm
伊勢海老ロッド	テトラ大物EX 120M	1ピース	120cm
伊勢海老ロッド　頂き物	手づくり	1ピース	125cm

搭載できるロッドの長さ

カタログの記載は　（目安）ロッド1500mm以内　です。

実際、ロッドを搭載して試してみましょう。

まず最初にバックドアを閉めた状態でロッドホルダー取付位置あたりの車内の長さを測ってみます。

170cm弱あります。カタログの目安150cmは少し余裕を持っていることが分かります。

搭載するロッドのエンド位置を決めます。下記の指差ししているパッキンの面をロッドエンドとします。

下から天井に向けて撮った写真です。この位置がロッドエンドです。

ギリギリに積んでバックドアを閉めた時にロッドを折ってしまったら泣いてしまいます。

バックドアを閉めた状態で車内から測るとロッドエンドからバックドアまで4～5cm余裕がありますので、これで計測します。

バスロッド

スピニング（100cm）、ベイト（102cm）なのでどちらも余裕です。

運転席にもほぼ干渉しないので運転してても視界に入りません。

バスロッドはティップ側のピースが細くて前方部のゴムへ掛けずらいです。

シーバスロッド、ショアジギングロッド、エギングロッド

シーバスロッド（149cm）、ショアジギングロッド（157cm）、エギングロッド（134cm）。

ここが私が一番悩んだところです。メインの釣りで使用するルアーロッドが積めないとなると購入した意味がありません。ロッドホルダーはもちろんジムニー自体が（笑）。

ショアジギングロッドはカタログの積める長さの目安150cmを超えています。

1番長いショアジギングロッドが、約5cmの余裕を残して積むことが出来ました。

車内の長さ（約170cm）　≒　後側余裕（約5cm）＋ショアジギングロッド（約157cm）＋前側余裕（約5cm）

シーバスロッド、エギングロッドは問題ありませんでした。

オフショアキャスティングロッド、ジギングロッド、タイラバロッド

オフショアキャスティングロッド（183cm）、オフショアジギングロッド（185cm）、タイラバロッド（ 150cm）。

オフショアキャスティングロッド、ジギングロッドは車内の長さ約170cmを超えてしまっているため当然積めません。

タイラバロッドはグリップ脱着式で、ロッド部（ 150cm）グリップ部（57cm）に分かれます。

ロッドホルダー前後の間隔が70cmありますので、グリップ部（57cm）は届きませんので積めません（笑）。

投げ竿、伊勢海老ロッド

投げ竿（125cm）、伊勢海老ロッド（120cm）。

伊勢海老ロッドは特に問題ありませんでした。

投げ竿は長さ自体は問題無いのですが、リールシートが他のロッドと比べ運転席寄りになります。

ちなみに私の投げ竿（スーパースピンジョイ425EX-T）はリールシートがロッドエンドから約80cmです。

ロッドの種類によっては運転席の顔の横あたりにリールがくる場合もあるかもしれません。

運転中、気になる人はいるでしょうね。

搭載できるロッドのグリップ径

カタログの記載は　グリップ径22～32mm　です。

「搭載出来るロッドの長さ」での結果を覆すようで申し訳ないのですが、そもそもロッドを積む時はロッドグリップを後方部クランプに把持しますよね。

先ほど「搭載出来るロッドの長さ」で測ったロッドエンド位置でショアジギングロッドを搭載すると、ロッドグリップが後方部クランプの位置にあわずロッドの直径が17～18mmしかないため把持されてません。

私のショアジギングロッド（コルトスナイパーBB S1000MH）をカタログ記載の最小グリップ径22mmのところで後方部のクランプに合わせると約10cmほど前にずらすことになり車体に当たってしまい積めません(汗)。

私がいつもショアジギングロッドを積む時に、クランプへ把持しているところのロッドグリップ直径は20mmでした。

上記の写真の通りこれがギリギリですよね。

直径20mmでもしっかり固定されているし前方部のゴムでも把持されていますので、私はこれで数年使用していますが問題ありません。

急ブレーキを踏んだからといってロッドが前後に動くことは無いです。

次に、会社の同僚に頂いた伊勢海老ロッドですが、グリップ直径は32～33mmあります。

この辺が限界ですね。クランプを閉じる時すごく固いです。

ちなみにロッドホルダーの後方部は、クランプの円の内側が直径35mmで幅10mmのスポンジがぐるっと回っている感じです。

真ん中の穴が直径15mmほどです。カタログ記載の直径22mm以上あれば固定できるということでしょう。

搭載できる重さ

カタログの記載は　積載重量：2,000g　です。

ルアーロッドやリールはそれぞれ200～300gとたかが知れていますので、一番重そうな投げ竿を測ってみました。

ダイワクロスキャスト4000とシマノスーパースピンジョイ425EX-T合わせて何と1,145gです！

2セットでオーバーしてしまいますね。でも普通に考えて、リールを外してロッドだけ積めば良いので3本積みでも積載重量2kgは充分かと思います。

まとめ

ロッド長150cm以内と記載がありながら車内の長さが約170cmだったのは予想より差がありました。

なので、後方部のクランプ把持を気にしなければ、最大約170cmのロッドまで積めます。

前方部のゴムもあるし普通に運転してればそんなにロッドが動くことはないと思いますが、その辺は自己責任で。

もちろんロッドグリップを把持することが基本の使い方になりますので、そうすると大体150cmくらいのロッドになるのでしょうか。

ロッドグリップの形や長さはロッドによってそれぞれだと思うので、150cm以内なら全てOKと言いきるのは難しいと思います。

だから、※※ロッドの形状により取付できない場合があります。の注意書きがあるのでしょう。

色々なロッドを付けたり外したり、写真撮ったりスケールで測ったりは大変でしたが、沢山のことに気付きがあり、やって良かったと思っています。

結果的にSUZUKI純正ロッドホルダーおすすめですよ！

おまけ

ただでさえ狭いジムニーにとって傘ホルダーにも使えるのは便利ですよ（笑）。