スピニングリール・ベイトリールをメンテナンス オイルやグリスはどこに塗る?

  • URLをコピーしました!

ですね。

この時期は釣り物も少ないし、寒いのでほとんど釣りに出掛けません。

なので、シーズン開幕したらしっかりと働いてもらえるよう、今のうちにリールのメンテナンスを行いましょう。

私はシーズン中、リールは釣行後に水洗いはしていますが、その他は特に何もしていません。

オーバーホールにも出していません。

壊れたら修理する派です

オーバーホールもお金が掛かりますからね。リール1台だけなら良いのですが、何台も持っていると全部出すのは無理です。

上級者の方は自分で分解してメンテナンスする方もいますよね。

以前、私も真似してやってみたのですが、
元に戻らなかった事があるので、今回は分解はせず、簡易的なオイルやグリスを塗るメンテナンス方法についてご説明します。

この記事では

私が実施しているスピニングリール、ベイトリールのメンテナンス方法を解説します。

目次

スピニングリールのメンテナンス

水洗い

水洗いを行う前にドラグの内部に水が入らないようドラグを締めておきます。

グリスが流れてしまうので温水は使わず、常温の水でシャワーします。

全体的に水で汚れを洗い流します。

ラインの塩分も抜けるよう水を掛けながら指の腹で優しく擦り、ラインに染み込んだ塩分を落とします。

その他、ラインローラー、ハンドルノブ軸、ベール付け根など、汚れが溜まりそうな所へシャワーを当てて洗います。

洗い終わったらハンドルを回し水滴を飛ばし、乾いたタオルで残った水滴を拭きとります。

締めたドラグを緩め、乾かします。

注油

各可動部へ注油していきます。

メインシャフト部、ラインローラー、ハンドル軸受け部はオイル、ハンドルノブ、ベール可動部はグリスを使用します。

まずはオイルを注油するところから作業していきます。

1,スプールを外しメインシャフト部に注油します。

上と下のシャフトにオイルを軽く1プッシュずつシュッと吹き付け、ハンドルを回してオイルをなじませます。

2,次はラインローラーです。

オイルを軽く1プッシュ吹き付けます。

ラインローラー注油用の穴がある製品の場合は、そこにノズルを差し込み吹き付けます。

3,次はハンドル軸受け部です。

ハンドルの反対側の受け軸部のキャップを外しオイルを軽く1プッシュ吹き付けます。

ここからはグリスを吹き付けるところです。

4,ハンドルノブの回転部分にグリスを軽く1プッシュ注油します。

グリスはオイルより粘度があるため付け過ぎると砂を拾いますので、付け過ぎた場合はキッチンペーパーで拭き取りましょう。

5,次にベール可動部です。

両側にグリスを軽く1プッシュずつ吹き付けます。

注油が終わったらベールの開け閉めを数回繰り返しなじませます。

スプールを戻し、ハンドルを回転させ全体的になじませます。

余分なオイルやグリスがあったらキッチンペーパーで拭き取りましょう。

これで完了です。

ベイトリールのメンテナンス

水洗い

水洗いを行う前にドラグの内部に水が入らないようドラグを締めておきます。

グリスが流れてしまうので温水は使わず、常温の水でシャワーします。

全体的に水で汚れを洗い流します。

ラインの塩分も抜けるよう水を掛けながら指の腹で優しく擦り、ラインに染み込んだ塩分を落とします。

その他、レベルワインド、ハンドルノブ軸、クラッチまわりなど、汚れが溜まりそうな所へシャワーを当てて洗います。

洗い終わったらハンドルを回し水滴を飛ばし、乾いたタオルで残った水滴を拭きとります。

締めたドラグを緩め、乾かします。

注油

各可動部へ注油していきます。

スプール内ベアリング、スプールシャフト、メカニカルブレーキ内ベアリングはオイル、ハンドルノブ、ウォームシャフトはグリスを使用します。

まずはオイルを注油するところから作業していきます。

まずスプールを外します。

スプールを外し、汚れている所があれば綿棒などで清掃します。

1,スプールを保持する両側のベアリングへオイルを軽く1プッシュずつシュッと吹き付けます。

2,次に外したスプールのシャフト部へオイルを軽く1プッシュずつシュッと吹き付けます。

吹き付けたらスプールを戻し、ハンドルを回してなじませます。

3,次はメカニカルブレーキ内にベアリングがありますのでそこに吹き付けます。

メカニカルブレーキのキャップを外しオイルを軽く1プッシュ吹き付けます。

ここからはグリスを吹き付けるところです。

4,ハンドルノブの回転部分にグリスを軽く1プッシュずつ注油します。

グリスはオイルより粘度があるため付け過ぎると砂を拾いますので、付け過ぎた場合はキッチンペーパーで拭き取りましょう。

5,最後にウォームシャフトです。

吹き付ける前に綿棒で汚れたグリスを拭き取ります。

拭き取った後、グリスを軽く1プッシュ吹き付けます。

ハンドルを回転させ全体的になじませます。

余分なオイルやグリスがあったらキッチンペーパーで拭き取りましょう。

これで完了です。

最後に

私がしているメンテナンスはこれだけです。

最近のリールは構造が複雑化しているので、分解するようなオーバーホールはメーカーへお願いしましょう。

注油した後は意味もなくリールのハンドルをくるくる回し、大物を釣ることを妄想しています。

40代会社員

シーズン開幕が楽しみです。

では。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次