「夏ヒラメは猫またぎ」
ヒラメ釣りをしていると一度は聞く言葉です。
夏のヒラメは痩せているので不味くて猫ですら食べないという意味です。
でも実際に夏でもヒラメを釣るようになり、夏のヒラメを何匹も食べてきた今は少し違う考えになりました。
本当に夏ヒラメは美味しくないのでしょうか。


なぜ夏ヒラメは評価が低いのか

夏ヒラメが不味いと言われるのは、どのような理由があるのでしょうか。
理由① 産卵後で痩せている
ヒラメの産卵期は地域差がありますが、冬から春にかけてです。
産卵を終えたヒラメは体力を大きく消耗しています。
人間で例えるなら、
フルマラソン直後の状態。
体に蓄えていたエネルギーを使い切ってしまいます。
そのため、
- 身が薄い
- 脂が少ない
- 旨味が弱い
こうしたヒラメが増えるため、「夏ヒラメは美味しくない」と言われる原因でしょう。
理由② 冬ヒラメが美味しすぎる
これが大きいと思います。
冬のヒラメは本当に美味しい。
特に寒ビラメと呼ばれる時期は、
- 身が厚い
- 甘みが強い
- 脂が乗る
40代会社員まさに高級魚です!
比較対象が強すぎるのです。
実際に夏ヒラメを食べてみた感想

私も夏のサーフで釣ったヒラメを何度も食べています。
確かに冬と比べると脂の乗りがイマイチです。
しかし、
不味いか?
と言われれば全くそんなことはありません。
もう一匹釣れたら喜んで持ち帰ります。
釣れないですけどね。

むしろ夏ヒラメに向いている食べ方

昆布締め
これが最強。
夏ヒラメの弱点である脂の少なさを補えます。
旨味が凝縮されてかなり美味しいです。
漬け
醤油とみりんに漬けるだけ。
ご飯との相性抜群。
釣り人ならぜひ試してほしい食べ方です。
ヒラメは夏冬問わずアニサキス等の寄生虫がいることがあるので刺身で食べる場合は注意が必要です。
締めた後はなるべく早く内臓を取り、寄生虫がいないか切り身を良く確認しましょう。
漁師と釣り人で評価が違う理由

漁師は市場価値で魚を見ます。
市場では冬ヒラメ >> 夏ヒラメです。
全然価格が違います。
だから夏ヒラメの評価が低くなる。
一方、私たちのような釣り人は違います。
朝2時半に目覚ましを掛け
すげぇ眠いのに無理矢理にでも起床して
コンビニで買ったパンを食べながら海へ向かい
「今日は釣れそう」と根拠の無い期待をしながら
朝マズメから何時間もキャストを続け
やっと釣ったヒラメです。
不味いわけがありません。

美味しさには思い出補正も加わります。

私の結論

「夏ヒラメは猫またぎ」
そう言われると釣る気がなくなる人もいるかもしれません。
でも私はそうは思いません。
正確には、
「旬の冬ヒラメの方が脂が乗ってるけど夏でも美味しい魚」です。
冬のヒラメを100点とするなら、夏ヒラメは70〜80点くらい。
スーパーで70点のヒラメを買うかと言われたら微妙ですが、自分で釣ったヒラメなら90点を超えます。
早起きして暑い中クタクタになりながら、やっと釣ったヒラメであれば尚更です。
食べ方を工夫すれば十分美味しい。
私は今年もきっと持ち帰って、美味しくいただきますよ!
では。


コメント