ルアー釣りでラインを細くするとどのような効果があるのでしょうか?
最初にデメリットを言ってしまうと、ラインを細くする分、当然強度が落ちるのでラインブレイクしやすくなります。
メリットは一般的に以下の事が挙げられます。
- ガイドとの摩擦が少ないためルアーの飛距離が伸びる
- 魚への警戒心を与えにくい
- 細いラインは伸縮性が低く感度が上がる
- 水中での抵抗が少ないためルアーの沈下スピードが速くなる
- ラインの表面積が少なくなるため潮や風の影響を受けにくくなる
良いことずくめですね!
しかし、茨城を代表するプロ釣り師村田基氏が以下の動画でこう話しています。
「釣れない人こそラインを細くする」
ギクっ
おっしゃっる通り私は釣れてません(笑)。
実は先週、同僚とシリヤケイカを釣りに行って来たのですが、同僚は私の倍くらい釣っていました。
同僚にコツを聞いてみると、もちろんエギの動かし方にもコツがあるのですが、使っているラインが私のより細いのです。
ラインは細い方が飛距離も伸びるし、エギの着底も分かりやすいとの事。
腕の差もあると思いますが、釣れている人の真似をすることも釣果アップの近道です。
釣場は根掛かりが少ない場所です。
シリヤケイカは引きも弱いし、そんなに大きくもないのでラインブレイクの心配もありません。
今回はエギングで使用しているリールのラインを細くして試してみようと思います。
今までリールには1号のPEラインを巻いていましたが、0.6号のPEラインを購入します。
私自身、1号以下のPEラインを使用するのは初めてですが、すごく細いですね。
ラインブレイクを心配しますが、さすがPEライン。
どのくらいの力で切れるか手で引っ張って試しますが簡単には切れません。
0.6号でも12lb。強度は充分です。
早速ラインを交換します。
リーダーはフロロ8ポンドを使用します。
最近、少し老眼気味なのでリーダーを結ぶのに苦労しました(笑)。
さて、これで釣りに行ってきます。
実釣編
ラインを巻き替えたら釣りに行きたくて行きたくて。
週末まで待てず平日定時ダッシュ釣行。
釣場に18時30分到着。
ぎりぎり夕マズメに間に合いました。
早速、使用感を試してみます。
ワクワクしながらキャストします。
おぉ!前よりエギが飛んでる気がする!
PE1号から0.6号へラインを細くしたおかげで、飛距離が2~3m伸びた気がします。
数回キャストして色々試します。
・・・。
うーん・・。
飛距離以外は先週と変わらない気がする(汗)。
冒頭に記載した飛距離以外のメリットは目に見えませんからね。
同じタックルでラインだけ変えたものを交互に投げ比べれば違いが分かるかもしれませんが、先週の記憶との違いがよく分かりません。
劇的に変化が無いと気付かないですよね。
それに先週と風や潮の状況も違いますし。
ただ、日暮れのせいか若しくは老眼のせいかもしれませんが、明らかにラインは見ずらいです。
当たり前ですが、ラインが細くなればなるほど視認性は悪くなります。
ラインでアタリを取る場合は致命的ですね。
気になる釣果は日没前に1匹だけ釣れました。
爆釣とはならず。
明日も仕事なので早目に帰宅します。
今回の釣行ではラインをPE1号から0.6号へ細くしたことのメリットは飛距離くらいしか感じることが出来ませんでした。
あ、でもこれなら釣れそう!というモチベーションは確実にアップします。
釣りを楽しむためには一番大事なことですよね。
お小遣いに余裕があったら是非試してみて下さい。
では。
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