今日は有給休暇です。サラリーマンの特権ですよね。
昔は責任感からほとんど会社を休みませんでしたが、今は休まないと怒られます。良い?時代になったものです。
もともと予定があって有休を取ったのですが、予定が中止になり特にやることが無くなってしまったので霞ヶ浦へテナガエビを釣りに行きました。

霞ヶ浦のテナガエビは毎年GWを過ぎたあたりから釣れ始めます。
霞ヶ浦には自宅から15分くらいで着きます。
自宅から近いので昔は霞ヶ浦へブラックバス釣りに良く通ったのですが、最近は絶滅してしまったのか全然釣れないため遠のいていました。
それが、2~3年前に会社の同僚からテナガエビ釣りを教えてもらい、また霞ヶ浦に来ています。
7時前くらいに到着。
さすが平日、いつも混んでるポイントですが空いています。
椅子をセットし、さっそく釣りを始めます。

テナガエビの仕掛け

竿
竿はOGK(オージーケー) エビタナゴST2を使っています。
仕舞寸法も小さく安かったので購入しました。
カラーがピンクなのがちょっと派手ですけどね。
仕掛け
浮きの動きが面白いのでシモリ浮き仕掛けが良いです。


餌
やっぱり生きている赤虫が良いです。手も汚れるし気持ち悪いですけど。

以前、釣具屋が閉まっていて赤虫が買えなかった時に、ホームセンターのペットコーナーで熱帯魚用の餌の冷凍赤虫を使ったことがありますが、5倍くらい生きている赤虫の方が釣れます。
釣り方

釣り場はテトラ帯が私は好きです。穴釣りの要領で落ちる穴を探すのが面白い。
この釣りで一番面白いのが、やはり合わせのタイミングですね。
テナガエビは餌を巣穴まで持ち帰ってから食べる習性があるらしく、じっと浮きを見ているとスーッと浮きが横にゆっくり動く。
この動いている間は、まだハサミで餌を掴んで移動しているだけなので合わせるとバレてしまう。
横に動いた浮きが止まってから餌を食べ始めるのだが、ここで何秒数えるかが勝負どころ。
20秒~30秒数えてから合わせるのが一般的らしいのだが、私はせっかちなので少し早いかもしれない。
早すぎるとバレてしまうし、あまり遅すぎても餌だけ取られてしまったり障害物の奥に入っていってしまうのか根がかりしてしまう。
この駆け引きが本当に奥深く面白い。
さっきは10秒で釣れたのに今度は20秒待っても針がかりしてなかったりとか、浮きが止まってからまたピクピク動くとか。
その他にもシモリ浮きが沈んだり、逆に浮いたりするアタリが出る時もある。様々なパターンがあり飽きが来ない。
テナガエビ釣りは竿を何本も出して釣りしている方が多いですが、私は竿1本だけでやってます。
何本も使った方が数は伸びるとは思いますが、このアタリを取る釣りに集中したいからです。
それと、合わせた時の海老独特のビビビッというあの引きも小気味良い。
小さくてもなかなか力強い。
合わせの間が決まっていると口に掛かっているのでまずバレない。
まだハサミで掴んでいるだけだとポチャンと落ちてしまう。
ルアーを投げたり、ジグをしゃくったりする釣りも良いが、こういう繊細なアタリを取る釣りも面白い。
釣果

霞ヶ浦のエナガエビは涸沼川に比べると小さいです。今年は特に小さいですね。まだ5月だからでしょうか。これからに期待します。
茨城県では涸沼川にもテナガエビを釣りに行ったことがありますが、霞ヶ浦より大きいサイズが釣れます。
涸沼川は汽水域だから大きくなるらしいです。びっくりするくらい大きいエビが釣れますが、数があまり伸びません。

たまに外道で魚も釣れます。
フロロカーボン4lbライン1.8mでブルーギルを釣るとなかなかエキサイトします。

この日は風が出てきて波が立ってしまい、シモリ浮きの動きがあまりわかりませんでした。
それがわからないとテナガエビ釣りの面白さが半減してしまいますね。
アタリも無くなってきたので11時に撤収しました。20~30匹釣れたでしょうか。
調理編
私は釣ったその日にテナガエビを食べてしまいます。下処理のやり方についてご説明します。
釣りへ行く前にタンクに水を汲んでおき、釣り場に着いたらタンクからクーラーボックスへ水を移します。
テナガエビが釣れるごとにクーラーボックスへ入れていきます。
きれいな水に入れていくことで、釣りしてる時間と帰りの時間も泥抜きをすることが出来るからです。
あとエアーポンプは必須です。テナガエビは酸欠に弱いため、酸素を送り続けないと死んでしまいます。
エアーポンプは私が使っているハピソン 乾電池式エアーポンプをおすすめします。
理由は音がすごい静かです。釣り場で隣のおじさんが使っていたのはずっとブーッと音がしていましたが、このハピソンのエアーポンプは静かです。
釣り場だけならまだしも、自宅に持ち帰り調理するまで泥抜きのため室内に置いておくのですが、その時もエアーポンプは必須ですので室内でうるさいとたまりません。
それに防水パッキンがしっかりしてます。クーラーボックスを洗う時に、誤って何回か水をかけてしまったことがありますが壊れません。


今回は素揚げにして食べます。
まず、酒締めをしてテナガエビを動かなくします。
ボウルに料理酒を入れテナガエビを入れ蓋をします。
エビが結構暴れるので蓋をしないと飛び出してしまいます。

10分くらい待つと動かなくなるので、口から楊枝を入れ胃袋を取ります。
結構汚いのでこれをしないと食べる気になりませんよね。

次に、塩をふりかけ、体表についた汚れを落とすようにしてこすりながら洗い流します。
あんまり強くこすると手足がとれてしまいますので軽く丁寧にやるのがコツです。
あとはキッチンペーパーで水気を取り素揚げにします。
揚がったら、ちょっと良い塩とレモン汁をかけて食べると最高に旨いです。

ごちそうさまでした。
では。


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