私が持っている釣具の中では高額の部類に入る シマノ 20 エクスセンスDC SS XG。
2021年にメルカリで中古品を23,000円で購入しました。
カラーは高級感のあるマットブラックでカッコ良く、超お気に入りのリールです。
ベイトリールのキャスティングが苦手な私でも、DCの恩恵でバックラッシュはほとんどありません。
あのキィーーンっていうDCブレーキ音、大好きです。投げてて楽しいリールです。
ブラックバスやヒラメ釣りの時に使っています。
そんなお気に入りのエクスセンスですが、一つ気になる所があります。
それはたまにクラッチが戻らないことがあるのです。
キャストしてハンドルを回すと、「カチッ」とクラッチが戻るのが正常ですが、ハンドルを回しても空回りしてしまいクラッチが戻らないのです。
新品で購入していればメーカーにクレーム修理をお願いするところですが、中古品のためそれが出来ません。
毎回では無いし、指で押し上げれば戻るので、見た目のカッコ良さから気に入ってそのまま使っていました。
しかしある日、バス釣りに行った時の事です。
対岸のキワにナイスキャストしたら、落ちパクでバスが食い上げて来ました。
慌ててハンドルを回しフッキングしたら
スカッと。こんな時に空回り。
焦りながら指でクラッチを戻し、もう1回フッキングするも結局バラしてしまいました。
逃がした魚はデカいと言いますが、本当に
あの時バラした魚はデカかった!と思います。
何だ!このクソリール!
悔しさが込み上げてきます。
何時間もの間、何十回、何百回とキャストしても喰ってくるのはほんの一瞬です。
その少ないチャンスを物に出来なければ魚は釣れません。
やっぱりこの不具合は致命的です。
修理することを決意します。
帰宅後、ネットで調べているとこんな記事を見つけました。
https://twitter.com/d_hero_goodjobs/statuses/1351173412866166794
まさしく同じ不具合です。
この方はパーツを購入し自分で交換されたみたいですね。
しかし私は組み上げる自信が無かったので、最寄りの上州屋からメーカー修理を依頼しました。
上州屋の店員さんに「シマノのリール修理は日数かかりますよ」と念を押されました。
「どのくらい?」と聞くと、
「2~3ヵ月」との事。
そんなにかかるの⁉
今年はもう出番無しですね。
また悔しい思いをしたくないのでそのまま修理をお願いしました。
修理に出したのは2023年9月16日です。
数日後・・・
2023年10月4日、上州屋から電話がありました。
「お預かりしている修理のリール、戻ってきてますよ~。」
早っ!
今シーズンは諦めていましたが、まだ間に合いそうです。
修理に出してから18日、予定よりだいぶ早く嬉しい誤算です。
上州屋に引き取りに行ってきました。
気になる修理代ですが、
まさかの無料です。
何で?と店員さんに聞きますが、分からないとのことです。
ご指摘いただきました 『クラッチが戻らなくなる時がある』につきまして検査させて頂きました所、ストッパーギヤのパーツに起因する症状と不具合を確認する事が出来ました。今回ストッパーギヤのパーツに不具合症状が出た経緯を断定する事が出来ない為、無償にて該当パ ーツを交換させて頂きました。ご確認の程よろしくお願い致します。
Twitterの方の言う通りシマノはこの不具合を把握しているのでしょうか。
何れにせよ無料でラッキーです。
エクスセンスDCで同じ不具合で悩んでいる方は一度修理に出してみては。
そのまま霞ヶ浦流入河川へ行き、ブラックバスを狙いながら試し投げしてきました。
1時間くらい投げましたが、クラッチが戻らない不具合は一度もありませんでした。
キィーーン
やっぱりこのリールは最高です。
無料で直るのならもっと早く修理に出せば良かった。
え?釣果?
霞ヶ浦のバスは絶滅しましたよね?
では。
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