実はこの前、妻にブチギレされる事件が発生しました。
先日の土曜日の釣行で持ち帰ったアジやヒラメを捌き、刺身や天ぷらにして家族に振る舞いました。
そこまでは良かったのですが、捌いた時に出る食べられない部分(頭や骨などのアラ)をビニール袋に入れ、ベランダにあるプラスチック製のフタ付きゴミ箱(中には更にゴミ袋が入っている)に入れました。
私が住んでいる地区の燃えるゴミの日は毎週火曜日と金曜日です。
そしてゴミ出しは夫である私の仕事です。
火曜日にゴミを出そうとしたら、
何と!ゴミ箱の中の袋が破けて汚い水が溜まっています。
超臭ぇ!
一瞬で吐きそうになる激臭です。
アラを入れた袋とゴミ箱の袋と二重になっていたはずですが、骨で貫いてしまったのでしょうか。
ゴミ袋の表面も汚水に浸かってしまったため、更に新しいゴミ袋に入れゴミ出しをしました。
その時、ゴミ箱も掃除すれば良かったのですが、出勤前の慌ただしい朝の出来事だったので、仕事から帰ってからやればいいか、と思いそのままにして会社へ向かいました。
そしたら妻から電話が・・・
マジギレのトーンで
ベランダが超臭い!!
窓開けられない!
どーすんのコレ!?
片付けも出来ないなら、もう釣り行くんじゃねーよ!
激おこしてます。ヤバいですね。
その日は残業を早目に切り上げ自宅へ帰りました。
疲れた身体にムチを打ちゴミ箱を掃除します。
しかし、まだ臭いと妻は怒っています。
ついにベランダのゴミ箱へ魚のアラ捨てるの禁止命令が出てしまいました。
・・・今までゴミ袋が破けることはありませんでしたが、確かに私も臭いは気になってました。
だいたい土日に釣りに行ってその日に捌き、次のゴミの日は火曜日です。
それまでベランダのゴミ箱に入れていますので腐敗してしまいます。
網戸にすると臭うことがありました。
アラを捨てる時にダイソーで買ったジップロックに入れて捨てたりしてましたが、それでも臭います。
私は釣りたての新鮮な魚を食べることまでが趣味なので、やはり釣った魚は持ち帰りたい。
この問題をどうすれば解決出来るか調べてみました。
悪臭が発生する原因
生ゴミの悪臭の原因は水と空気です。
水や酸素があると微生物が活動し始め、生ゴミを分解する過程で悪臭や有害物質を発生させます。
悪臭を発生させないためには、生ゴミをそのままゴミ箱に捨てるのではなく、ビニール袋に小分けに入れて密閉し、水と空気を遮断しましょう。袋に入れたらできるだけ空気を抜いて、口は固く閉じ、空気が漏れないよう気をつけます。
また、温度も生ゴミが悪臭を発生させる大きな原因になります。
摂氏30℃~40℃が最も細菌が繁殖しやすい温度です。この温度では、生ゴミはすぐに腐敗して悪臭を発生させてしまいます。
なるほど。
魚を捌いている過程で水洗いをするので捨てたアラは濡れていました。それに袋から空気を抜くこともしませんでした。
しかも毎日猛暑が続いていますので悪臭を発生させる3つの要因が揃っていますね。
では原因が分れば対策を考えていきます。
悪臭を発生させない対策
水気を良く取り新聞紙でくるんで捨てる
読み終わった古新聞紙を活用して臭いを抑える方法です。
魚のアラを捨てる時に新聞紙に包むことで魚から出る水分を吸い取り悪臭の発生を抑えます。
また、新聞紙のインクには炭素が含まれているのでニオイの成分を吸い込んで消臭する効果があります。
枚数を重ねることでより大きな消臭効果が期待できます。
古新聞紙だけならコストが掛からないし簡単に出来そうですね。
しかし密閉していないので完全に臭いを消すことは出来ないと予想します。
妻がゴミ箱を開ける度に騒ぐのが目に見えています。
この方法だけでは妻が納得するとは思えません。
捨てるまで冷凍保存しておく
食品を腐らせないようにするために冷凍保存しますよね。
生ゴミも元は食品なので同じ理屈です。
ゴミの日まで冷凍しておけば、腐らないまま捨てることができます。
確かに理に適っています。
しかし魚のアラの生ゴミを冷蔵庫へ入れるのは抵抗があるし、大きい魚のアラになるとそれなりにスペースを取りますよね。
余計に妻をブチギレさせる気がします。
臭わないゴミ袋へ入れる
防臭素材の袋に入れて捨てる方法です。
災害時、被災現場では流すことのできないトイレで用を足すことになります。
そのままではトイレは汚物で溢れかえり悪臭を放ってしまいますので、そのような場合の対策用に販売されている防臭袋があります。
おぉ!これは良さそうです!
調べると色々なメーカーから沢山の商品が販売されています。
意外と安いですが小さい商品が多いですね。
三角コーナーの生ゴミやオムツを捨てるサイズ感の物が多いです。
で、私が欲しいと思ったのは、BOS (ボス)というメーカーから販売されている防臭袋です。
安価で性能が良いと口コミが多く信用できそうです。
メーカーのHPを確認すると、3日経っても100%の人が臭くないと回答しています。
これならゴミの日まで悪臭を発生させないで済みますね。
サイズは色々ありますが、シーバスやワラサぐらいの大型魚も捨てられる大きさの商品を探してみました。
LLサイズだと20cm×50cm×35cmです。
縦が50cmありますので背骨を真っ二つにすればほとんどの魚は入るでしょう。
あまり小さい袋にパンパンに入れると魚のヒレや骨で破けてしまう心配があります。
切るかキッチンペーパーにくるんだ方が安心ですね。
因みに一番大きいサイズは20リットルで32cm×70cm×50cmです。
妻にこの商品で改善提案をしてお許しを得ようとしましたが、ベランダのゴミ箱へ魚のアラ捨てるの禁止命令は覆りませんでした。
私のプレゼン能力不足です。
私の自宅はキッチンが2階にあり、すぐ裏のベランダにゴミ箱がありますが、妻から魚の生ゴミは物理的に分けるよう指示がありましたので、結局それ用のゴミ箱を購入し1階の外の玄関脇に設置しました。
安かった割に作りもしっかりしているし、パッキンも付いていて防臭効果はありそうです。
今後、魚を捌いた時に出たアラは1階のこのゴミ箱に捨てれば、妻が2階のベランダのゴミ箱を開ける時に臭わないで済みますね(汗)。
最後に
個人的にはBOSの防臭袋をおすすめします。手軽で無臭は素晴らしいですね。
最初からこれを使用しておけば今回のように妻の逆鱗に触れる事は無かったかもしれません。
まだ対策をされていない方は是非検討してみては。
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