今日はGW連休最初の4/29。妻と那珂湊へ稚鮎釣りに行って来ました。
私の地元茨城県では3月頃から稚鮎が釣れ始めます。
実は私の稚鮎釣りの経験は今回で3回目くらいです。
私のメイン釣りは、オカッパリからシーバスやヒラメ狙いなんですが、1月~4月はオフシーズンです。
なので、毎年この時期は釣りがしたい衝動に駆られ、今何が釣れているかネットで探すのですが、「稚鮎が100匹くらい釣れたよ」みたいな記事を目にします。
で、稚鮎釣りに毎年行くのですが、いつも5~6匹くらいしか釣れません(笑)。
こんなに釣果に差がつくのは、ポイントや潮回りが違うのかな、と思いましたが、確かに1~2回目の釣行でも周りを見ると釣れてる人は釣れてるんですよね。
限定的にそのポイントしか釣れないケースは経験しました。
2人くらいしかそのポイントに入れないのですが、両隣は釣れなくて、そこだけ入れ食いで釣れる。
悔しい思いをしました。
そのポイントはいつも誰かやっているので「平日なら空いているのでは」と思い、有給休暇を取って行ったこともありましたが、やはり先行者がいたので結局違う場所へ移動し5~6匹くらい釣ったりしました(笑)。
なので稚鮎はポイントに入れないと纏まった数が釣れない釣りだと思っていました。
今年のGWは天気が悪い予報です。
今日は快晴だけど、明日の日曜日は雨予報なので予定していたバーベキューが中止。
妻が「せっかく天気が良いのだから釣りに行こう」と珍しく提案してきました。
我が家では妻と釣りに行くことはほぼありません。
ネットで調べると今釣れているのはアジ、稚鮎。
アジは釣れる時間帯が短く、多分地合いは夜か朝マヅメでしょう。
既に時間は朝9時。
釣り場まで1時間かかるので稚鮎を釣りに行くことに決めました。
途中の釣り具屋でパニック仕掛けと集魚板を購入。
ショートハイパーパニックは3号と5号を購入しました。
釣り場に着いたのが10時過ぎ。
GWだから入る場所が無いほど超混んでいると予想していたのですが、ちょうど先行者が帰ったのかそれほど混んでいませんでした。
いつものごとく釣れるポイントはやっぱり先行者がいました。
駐車場が満車だったので、車の中で駐車場が空くのを待っている間、釣りしているのを見ていました。
釣れるポイントは当然のように釣れています。
しかも、他の所で釣っている人も3点掛け、4点掛けと釣れています。
おお、今日は良い日に来たか。
早速準備し釣りを開始します。
ちなみに使用しているタックルはエギングロッド エメラルダス86Mとカルディア3000-CXH。
フェンスから水面まで約1mくらいあるので、このロッドでは短く、手前の水面が見えないため着水がわかりずらく非常にやりずらい。
長いサビキ竿があると良いのですが、私は基本はルアーマンなのでこれで我慢します。
隣の人はポツポツ釣れているのですが、私は釣れません。何が違うのでしょうか。
隣の人を観察します。
仕掛けは同じような物を使っています。集魚板はほとんど沈めてません。たまにしゃくりを入れてます。同じようにやると・・・
釣れました。綺麗な稚鮎です。
すぐ針を外しバケツに入れ、次を狙いますが連続ヒットとはいきません。
たまに3連掛けで釣れたりしますが、明らかに隣の人より数が少ない。
私1 対 隣人3 くらいか。
同じように誘いを入れているつもりだが、なぜここまで釣果に差がつくのか。
釣りを開始してから1時間が経過し、釣果は10匹くらい。
このままでは今晩の家族の胃袋を満たせないため、思い切って隣人に話しかけてみる。
「どうしたら、そんなにアタるのか。」
タナを聞くが、やはり水面から1mくらいのところで釣れているとのこと。
仕掛けはパニック仕掛けだが、ショートではない10本針のもの。仕掛けも50~60cm近く私より長い。
隣人は3mくらいの延べ竿を使っている。
あと隣人からのアドバイスで、稚鮎のサイズが小さいので針は2号が良いとのことだ。私は3号の仕掛けを使っていた。
確かに私に比べると隣人の稚鮎は小さい個体が多い。
これは考え方にもなるが、私は小さくても良いからたくさん釣りたい(笑)。
釣り具屋にはショートタイプではない隣人と同じパニック仕掛けは売っていた。
ショートタイプを購入した理由は、ルアー釣りでは1投でルアーを2個投げるということは無い。つまり針が複数ある仕掛けという概念がない。
もちろん針がたくさんあると魚が掛かりやすいという認識はあるが、針が多ければ多いほど針同士が絡まって面倒くさい、という考えが先行してしまう。
そういった理由から10本針ではなく7本針の仕掛けが短いショートタイプを無意識に選択してしまったのだ。
その後、仕掛けの長さの違いを意識して幅広くタナを探り、釣果アップ?したか分からないが、12時を過ぎたくらいで私も隣人もアタリが無くなったため終了。
約2時間で28匹。隣人は多分100匹くらい。
たかが針のサイズが2号か3号かでそんなに変わるのか。
いや、小さい魚だからこそ僅かな違いが顕著にでるのか。
釣りは本当に奥深い。隣同士でこんなに差がつく。
今までの5~6匹に比べたら今回は上等な結果ですが。
何れにせよ、次回はショートではない2号の10本針を持っていく。
たしか亡くなった祖父の延べ竿が物置にあったな。
ちなみに沢山食べる我が家の晩ご飯はスーパーで買ったイカと椎茸と稚鮎のかき揚げの天ぷらでした。
小さくてもちゃんと鮎の味がします。
ご馳走さまでした。
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