船で釣りに行って船酔いしてしまった方、これから船釣りを始めようと思っているが船酔いが不安な方へ
船酔いの酷かった私が、船酔いを克服出来たのは「アネロン」と「慣れ」です。
昔、私は船酔いが酷く何回も船釣りに挑戦しましたが必ず船酔いしていました。
体質的な問題で絶対に船酔いは克服しないだろうと諦めていましたが、今は全然平気です。
私が船釣りを始めたキッカケは会社の同僚に誘われたからです。
初めての船釣りは青物ジギングに行きました。
それまでオカッパリの釣りしかしてこなかった私にとってあの暴力的な引きは衝撃的でした。
しかし朝マヅメが終わり、釣れない時間が続くと急激に気持ちが悪くなり嘔吐してしまいました。
それからも、またあの引きが味わいたくて何度も船に乗りましたが必ず吐いてしまいます。
同僚からは「マーライオン」とあだ名をつけられてしまうほどです(笑)。
何度も嘔吐して胃の中に吐くものがなくなっても、えずくのが止まらず、あの苦しさを思うともう船には乗りたくないと思ってしまいます。
でも、やはり大好きな釣り。船釣りでしか狙えない獲物もいます。
私が船酔いを克服した経験が、船酔いが治らない方に少しでも参考になれたら幸いです。
酔い止め薬 アネロン
私は酔い止め薬を色々飲みましたがアネロンが一番効きます。
アネロンとはエスエス製薬のアネロン「ニスキャップ」いうカプセル錠の酔い止めです。
カプセル錠で味が無いのが良いです。変な味がすると、それだけで気持ち悪くなってしまいますので。
朝起きてから乗船30分~1時間前くらいに飲んでいます。
酔い止めの成分には睡眠薬と同じような成分が入っていると聞いたことがありますが、確かにアネロンを飲むと眠くなります。
他の酔い止めより体に作用している感があります。
どうしても気持ち悪くなってしまった場合は、そのまま寝てしまいます(笑)。
購入する時は薬局よりAmazonの方が安いですよ。
慣れ
昔は船に乗るときに「今日は大丈夫かな、酔わないかな」と不安になりましたが、 今では全然気にしません。
1度も吐かないで大丈夫な時があるとそれが自信になり、次からこの前は大丈夫だったから今回も大丈夫!となっていきます。
乗り物酔いは「私は大丈夫という気持ちから」と言いますからね。
でもアネロンは飲んでます(笑)
もちろん船に乗る前から体調を整えるために心掛けていることがあります。
睡眠時間をしっかりとる
「乗り物酔いを防ぐには」で調べると、どこでも「睡眠時間をしっかりとるように」と書かれていますが、これが1番重要で1番難しい。
季節によっても違いますが、船宿の集合時間はだいたい朝4~5時くらいです。
私は自宅から船宿まで車で1時間くらいかかりますので、3時くらいには起きなければなりません。
4時集合だと2時半です。
3時に起きるとして、いつもと同じ睡眠時間7時間を取るとなると前日は20時に寝なければなりません。
こればかりは習慣ですから、いつも23~24時に寝ている人間にとっては無理ですよね。眠たくなりません。
なので私はその前日(釣りの日の前々日)に夜更かししてます。
前々日に深夜1時とか2時とかに寝ると次の日は眠くて仕方ありません。
そうすると釣りの前日は20時は無理でも21~22時には眠れます。
眠る時には深呼吸するように大きくゆっくり呼吸すると、いつの間にかスッーと寝入ることが出来ます。
もちろん釣具の準備は前々日にしておきます。
前日に釣具に触ると,
このルアーは大物釣れそう!
とか根拠の無い妄想をしてしまい興奮して眠れなくなってしまいますからね(汗)。
食事について
「前日の晩飯は脂っこい食事は避けるように」、と言うのが定説ですが、 私の家は妻が晩飯を作ってくださるのでコントロール出来ません。
なので、腹八分目にするようにしています。
具体的にはおかわりをしません(笑)。
当日は空腹も良くないので、朝起きて船宿に向かう途中、コンビニでサンドイッチと牛乳を購入し食べておきます。
刺激物は避けた方が良いので大好きなコーヒーは我慢します。
乗船中はタバコは吸いません。 タバコを吸うと急激に気持ち悪くなります。
タバコもそうですが匂いが強い物は調子が悪くなるため持ち込む飲み物は水にしています。
まとめ
冒頭でも書きましたが、私は体質的な問題で絶対に船酔いは克服しないだろうと諦めていましたが、今は全然平気です。
ただ今でもアネロンを飲んだり、前日の睡眠時間や食事には気を使っています。
そうすれば体調を整えていることが「今日は大丈夫だ!」という自信になります。
そして次からも、「この前は大丈夫だったから今回も大丈夫!」となっていきます。
必ず慣れますので諦めないで乗り続けることが肝心です!
原油高の影響からか船料も高くなっています。
せっかくの船釣りを思いっきり楽しみたいですよね。
では、良い船釣りを。
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